システム・ブレーカーは、電力会社と低圧電力契約(50kw未満のご契約※)の企業様や工場様向けに、電気代のコスト削減をご提案する独自開発された電子ブレーカーです。 経済産業省統括配下の一般財団法人 電気安全環境研究所(JET)のPSEマーク(第三者認証マーク)を取得しており、安心してご利用いただけます。
※需要場所において従量電灯と合わせて契約する場合は、契約電流(この場合、10Aを1kwとみなす)または、契約容量(この場合1kVAを1kwとみなす)との合計が原則として50kw未満であること。
ほとんど多くのお客様は「負荷設備契約」といって、設備容量(kw)の合計値により契約電力が決められております。それを「主開閉器契約」というブレーカーの容量で契約電力を決定する方法に変更し、メーターと配電盤の間にシステム・ブレーカーを設置することで、契約容量を小さく変更でき、契約電力の削減が可能となります。 電力会社様からの立会試験にも合格しており、ご希望のお客様には試験状況の映像もご覧いただけます。
電気料金は基本料金+使用料金で月々決められております。 低圧電力の場合は、基本料金「契約電力(kw数 変動)×料金単価(電力会社毎に固定)×力率(事業所毎に固定)」で計算されており、システム・ブレーカーは、契約電力のKwの値を小さくすることによって、基本料金が下がります。
従来のノーマルブレーカーは、許容範囲以上に電流が流れるときに過電流発生熱で感知し、設備を保護するために遮断します。システム・ブレーカーは熱伝導遮断型でなく、電流値を感知してデジタル数値によって遮断します。自動制御システムによって、JIS遮断時間規格(JIS C8370)の許容範囲最大まで活用できるようプログラミングされているため、設置後もいままで通りに電気をお使い頂けます。